学習塾の経営はもともと教科指導ができる能力のある方の独占事業だったのですが、フランチャイズ・チェーンの学習塾がその垣根を取っ払うきっかけを作ったのではないかと思います。経営者自身が教科の指導ができなくとも塾経営は立派にやっていける。そういうシステムを作り上げたのが、「関塾」という大手の学習塾の創業者だと思います。教室現場において「教育する人」と「経営に当たる人」を分担して一つの学習塾を運営していく。考えてみれば大学や幼稚園などでも行われていた方法です。これが「教育」と「経営」の分離分担ということになります。広く一般の方々にも学習塾経営の門戸を開いたという意味では関塾の役割は大きなものがあります。
それでは一般の事業経営者から見て学習塾経営にはどんな魅力、どんなメリットがあるのでしょうか。
私が異業種から参入された加盟者の方々から聞いた話を整理しますと、だいたい次の10点に集約できます。
①社会的な景気にあまり影響されない。
②物販業のように何千万もの在庫を持つ必要がない。
③貸し倒れとか手形とかのリスクがほとんどない。
④生徒は固定客という性格があり、ある程度の生徒数になると毎月の収益が安定的に入る。
⑤一階の路面店に越したことはありませんが、二階の賃料の安い物件でも可能。
⑥他業種に比べると比較的短時間営業、その割には収益性が高い。
⑦開業資金の額は他のフランチャイズ店に比べて桁が一つ違うくらい少ない。
⑧アイ・キャンのようにパソコン授業を併用する場合、特に講師人件費が節約でき、収益性か高い。
⑨10坪で100名近くの生徒を集めている教室もあるくらい、狭いスペースでも開塾が可能。
⑩教育事業ですから、イメージが良く、ご本業に良い影響がある。
ひとつひとつ詳しく説明していると、紙面が足りませんので、ポイントだけを列記しましたが、一般的な事業を一度でも経営したことのある方であれば、ご理解いただけるものと思います。
塾経営を始める前に読むブログ 第四章 事業としてみた場合の塾経営
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